TOP > 新着情報 > 2010年7月22日 第27回安全衛生大会開催 (新聞の掲載記事より)
2016.12.13
墜落・転落災害撲滅”へ一丸
中林建設(中林浩之代表取締役社長)とナカバヤシグルーブ安全衛生協力会(竹本和男会長)は二十二日、大阪市西区立売堀の建設交流会館で「第27回安全衛生大会」を開き、中林社長、竹本会長ら約250人が出席した。
冒頭、挨拶に立った中林社長は「死亡災害のうち建設業の占める割合は依然として高く、とりわけ大きな原因となっている墜落・転落災害をなくすことが課題だ」としたうえで「安全で快適な職場環境の形成は、みんなの願いであり、私たちの最大の責務。事故や災害を発生させると、会社はもちろん家族や社会にも大きな影響を及ぼすことになる。それを防ぐためにも経営トップをはじめ、監督者、職員、協力業者などが一丸となって、災害防止に努めなければならない。安全第一を意識した企業活動を推進し、安全衛生活動の適切かつ確実な成果を上げてほしい」と決意を披瀝し、「また、地球規模での環境保護が重視されているが、われわれ、中林グループでも今年の六月にISO14001の認証取得をし、今後も企業における環境保全活動の仕組みを確立して、信頼できる会社として前進していく所存だ。そのためにも皆様方の一層の協力をお願いする」と訴えた。
そして、竹本会長が「工事現場内の安全はもちろん、第三者への安全配慮義務を常に意識し、社員はもとより社会のため安全を軽んじることなく、企業としての責務を遂行していかねばならない」と述べ、続いて、喜多正靖常務執行役員は「今日
の大会を契機に、それぞれの職場における安全衛生教育を徹底して労働災害防止の重要性を再認識してほしい」とする行広利法 大阪中央労働基準監督署所長のメッセージを披露した。
そして、安全に功績のあった事業場らに中林社長から表彰状が手渡され、休憩を挟んで健康インストラクターの矢伏真理氏による特別講演「職場の安全は健康な心と体で守る」に耳を傾けた。
(大阪建設工業新聞社)
改善積み重ね安全確保を
中林建設とナカバヤシグループ安全衛生協力会は22日、250人を集め大阪市西区の建設交流会館で第27回安全衛生大会を開いた。
冒頭、中林浩之社長が「建設業の死亡災害のうち、墜落・転落を原因とする災害の割合が高く、これらを防止することが建設業の死亡災害を減らすことになるので、いっそうの安全衛生対策が必要。安全は対策を一つひとつ積み重ねることが重要であり、改善の積み重ねでより高いレベルの安全を確保できる。建設業界が置かれている環境は厳しく、安全意識の低下も懸念されるが、安全作業を的確に行ってほしい」とあいさつ。安全衛生協力会の竹本和男会長は「労災の絶滅・防止に向けた環境づくりに努力する」と決意を述べた。また大阪中央労働基準監督署の行広利法署長のメッセージを、喜多正靖常務執行役員が代読した。
(日刊建設工業新聞社)